保育園では決して教えてくれない、友達の作り方

2026年9月
  • ピアノが得意じゃなくてもいい。あなたらしさが生きる保育の仕事

    保育園

    「保育者になるなら、何でもできないといけないのでは?」と考えてしまう人は少なくありません。ピアノ、制作、運動、絵本の読み聞かせ、保護者対応など、保育の仕事にはさまざまな役割があります。しかし、最初からすべてを完璧にこなせる人ばかりではありません。むしろ、自分が得意なことや興味を持っていることを知り、それを子どもとの関わりに生かしていくことも大切です。これから働く環境を考えるときには、大和高田の保育園の採用ページへ目を通しながら、「自分ならどんな場面で力を発揮できそうか」という視点を持ってみるのもよいでしょう。

    たとえば、身体を動かすことが好きな人。

    子どもと一緒に園庭を走ったり、簡単な運動遊びを考えたりする場面では、その明るさや行動力を生かせます。難しい技術を教える必要はありません。一緒に楽しみ、「もう一回やってみよう」と子どもの気持ちを引き出せることも、保育者の大切な力です。

    絵を描いたり、ものを作ったりすることが好きな人なら、制作活動で得意分野が生きることがあります。

    ただし、大人が上手な作品を作ることが目的ではありません。子どもが「こんなものを作りたい」と考えたときに、どんな素材を用意すれば面白くなるのかを考える。困っている子どもに別の方法を提案する。得意なことを通じて、子どもの発想を広げることができます。

    一方で、「特別に得意なことが思いつかない」という人もいるでしょう。

    そんなときは、技術ではなく普段の自分の行動を振り返ってみると見つけやすくなります。

    人の話をじっくり聞くのが得意。

    小さな変化によく気づく。

    予定を立てたり整理したりすることが苦にならない。

    誰かが困っていると自然に声を掛ける。

    こうした特徴も、保育の仕事では大切な強みになり得ます。

    特に子どもとの関わりでは、小さな変化に気づくことが求められます。「今日はいつもより静かだな」「昨日まで興味を示さなかった遊びをしているな」といった変化を捉えることで、その子に必要な関わり方を考えるきっかけになります。

    聞き上手な人なら、子どもが一生懸命話そうとしているときに、急がせず耳を傾けることができるでしょう。保護者とのコミュニケーションでも、まず相手の話を聞く姿勢は大切です。

    就職活動では、こうした自分の特徴を面接で伝える方法も考えてみたいところです。

    「子どもが好きです」だけで終わらせず、「人の話を聞くことが好きなので、子どもの気持ちを丁寧に聞ける保育者になりたい」と一歩具体的にすると、自分が目指している姿が伝わりやすくなります。

    過去のアルバイトや学校生活など、保育とは直接関係がない経験が役立つ場合もあります。

    接客経験があれば、人と話すことに慣れているかもしれません。スポーツを続けてきた人なら、仲間と協力する経験を積んでいるでしょう。料理や園芸が好きなら、食育や自然に触れる活動へ関心が広がることもあります。

    つまり、保育の仕事を始めるからといって、それまでの自分を一度リセットする必要はありません。

    これまで積み重ねてきた経験を持ったまま、保育の世界に入っていくことができます。

    もちろん、苦手なことをそのままにしてよいという意味ではありません。仕事に必要なことは周囲から学び、自分でも少しずつ身につけていく。その一方で、得意なことまで周囲と同じにする必要はありません。

    保育の現場には、さまざまな人がいます。

    活動を考えるのが得意な人、準備を丁寧に進める人、子どもの話を聞くのが上手な人、周囲を見ながら動ける人。それぞれの持ち味が組み合わさることで、日々の保育が成り立っています。

    就職先を考えるときには、「自分に足りないもの」ばかりを数えるのではなく、「今の自分が持っているもの」にも目を向けてみてください。

    自分らしく働ける場所を探す第一歩は、自分自身の強みを知ることから始まります。