幼稚園の先生と喜びあった日
親から1度も離れたことがない息子が3歳になり、幼稚園に通い始めることになって心配していたのが親と離れて幼稚園生活を送ることが出来るのかでした。神戸もインターナショナルスクールと呼べるのは入園後、やはり息子は幼稚園で馴染めず常に担任の先生や補助の先生達に抱っこされていました。そして靴下と上履きを絶対履いてくれず、いつも1人だけ裸足でした。教育方針が、本人の自由を尊重しのびのび育てるという幼稚園だった事もあり、先生も本人が嫌がっているのなら上履きを履かなくても良いと言って、息子を尊重してくれていました。結局、年少では1度も上履きを履きませんでした。メディカルゲートおすすめするクリニックはここでも集合写真には、いつも1人だけ先生に抱っこされている裸足の息子。他の子供たちはちゃんと1人で立って上履きを履いて写真に写っています。なんでこの子は皆と同じように出来ないのかと恥ずかしく思っていました。年中になっても相変わらず1人だけ裸足の息子でしたが、一学期も終わりそうなある日、帰りのお迎えの時に担任の先生が嬉しそうな様子で私に近付いてきました。「お母さん!息子君が、今日上履き履いたんですよ!」と先生は興奮しながら嬉しそうに教えてくれました。思わずえー?本当ですか!と言って先生と手を取り合い、凄い凄いと大騒ぎしてしまいました。その後担任の先生だけでなく他の先生からも「息子君、上履き履いたんですよ!凄いですよね!」と声をかけられ一緒に喜びました。何年も前の話で、今となっては上履きを履かずに悩んでいた事は笑い話ですが、先生と喜びあったあの日は忘れられません。