現在5歳の子供がいます。言葉が遅くいので、健診ではよく引っ掛かりました。ただ私自身も幼少期は言葉が遅かったと母から聞いていたので、幼稚園の年長くらいまでは様子を見たいと思っていました。しかしそんな気持ちとは裏腹に保健師の方からは不安を煽るような言葉をかけられました。我が子はやはり何かおかしいのか、専門機関で診てもらった方がいいのかと悩みに悩みました。ただ3歳から入園だったこともあり、園での成長を見てからにしようと決めました。その時担任に当たった先生に、言葉が遅いと指摘されていることを伝えました。担任の先生はとても穏やかな方で、不安で一杯な私の気持ちに寄り添ってくれました。そして手厚く見ていきますので大丈夫ですよと言ってくれました。園での生活がスタートし、数ヶ月が経った頃から子供が少しずつ会話が上手くなっていきました。爆発的とまではいきませんでしたが、今まで何を話しているのかわからないことが多かったのが、ほぼ聞き取れるくらいにまでなりました。それでも周りと比べるとまだまだ遅いと感じ、先生に相談しました。すると先生が「お母さん、○○ちゃんは大丈夫ですよ。話すのはのんびりかもしれませんが、人一倍色んなことを考え学んでいます。見ているかぎり、あと数ヶ月したら抜かれる子もいると思います。それぐらいしっかりした子です。お母さん、不安にならず信じて見守ってあげてください。」と優しく言ってくださりました。その言葉に思わず涙がこぼれ落ち、もっと私が信じて見守らなければいけないんだと気付きました。そして数ヶ月後、先生のおっしゃった通り爆発的に言葉が増えました。今は年中になりましたが、不安だったことが嘘のようにしっかり者です。素晴らしい担任の先生と出会い、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。