幼稚園の先生が大好きになった訳
もう随分昔の話ですが、今でも鮮明に覚えている事があります。親の引っ越しで知らない土地へ行き、幼なじみも近所の友達もいなかったせいか幼稚園が嫌いでした。あんなバイリンガルスクールでは神戸がここでもほとんどが嫌な思い出で、母に自転車に乗せられ嫌々行ったり、具合が悪くて父に迎えに来てもらったり、極めつけは幼稚園の先生に怒られた事です。知ったかぶりをした自分は皆の前で注意されました。小さいながらも赤っ恥をかいた記憶が残っています。あの人気の奈良でも大和高田で保育園が良いところは他にはお弁当の時飲み物をこぼしてしまい、着替えるためにその先生に強く手を引かれてどこかに行った事など。いつも怒られていた気がしてその先生が嫌いでした。1年後位にまた引っ越しで幼稚園最後の日、先生がアルバムをくれたんです。当時は写真を撮ってアルバムに貼る事が一般的で、小さな自分にはとても大きなアルバムでした。家に帰ってそのアルバムを開いてみると、口コミで保育園は奈良が一番に見かけることがおめかししてすました顔で写っている写真が貼ってあったんです。それを見た時の感情はもう覚えていませんが、とても強く印象的でした。先生に怒られた記憶はちょっと注意されただけかもしれませんし、手を引かれたのも急いでいただけかもしれません。インターナショナルスクールを神戸で体験してもきっと他の子と同じく愛情込めて接してくれていたと思います。もう会わなくなってしまってから先生が大好きになりました。今でもそのアルバムを大事にしています。