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私を背負って走ってくれた先生

私は、バス通ができる幼稚園に通っていたんです。奈良の大和高田で保育士の求人を探そうとしては園児達はそれぞれ色分けされていて、呼ばれたらバスに乗りに行くというシステムでした。
帰る時間になり、私は自分の色が呼ばれるのをじっと待っていました。
ところが、後ろにいた子に話しかけられ、私はうっかり自分の色を聞き逃してしまったのです。気がついたら、教室に残ったのは私1人。この神戸でインターナショナルスクールをさがしてこのままではバスに乗れない。そう思ったら、急になんだか怖くなってしまって、私は泣き出してしまいました。
「大変。早く行かなきゃ」
私の泣き声で、先生も初めて気がついたみたいなんです。先生は、私をおんぶすると走り出しました。距離的には長くはないのですが、それでも子供をおんぶして走るのは楽ではなかったと思うんです。それでも、全国のおすすめ歯科医院のことはここからして先生は必死に私をバスが停まっているところまで走ってくれました。
「ごめんね。先生、気がつかなくて」
泣いている私に、先生が謝ってくれました。でも、先生は悪くはないのです。そのことを伝えたいのに、幼かった私はうまく言葉にはできませんでした。あの時、汗だくになって走ってくれた先生のことは、今でも忘れられません。
話題では奈良が保育園のことをこんなにもどうも大人になってバスに乗る時、私はたまに先生のことを思い出しています。