幼稚園でのイカ掴み遠足、先生が作って下さったプロテクターのお話

子が楽しみにしていた海辺の遠足。内容は保護者的にはどんなものか分からない、奈良で求人の保育士はとてもたくさんのことが烏賊掴み体験ができますよ、というものでした。あらかじめ囲っていただいた浅瀬に園児たちが入り、軍手で烏賊や小魚を掴むという趣旨のものでした。しかしあと数日で遠足という時期になり、息子は運悪く足をケガしてしまいました。多くのエレメンタリースクールの中で神戸でもほんとは片足の脛の下のあたりが化膿していまって、海に入るのが難しいとの診断を受けてしまいました。皆が遠足への期待を高める中で、自分は参加できないのかあとしょんぼりしていた息子。怪我は仕方ないですし、そういうがっかり体験も一つのいい経験になると思って親子で諦めていたのですが。神戸でのインターナショナルスクールなんてのは先生が準備でお忙しいなか、息子用に足の覆いをカラフルなビニール袋をリメイクして作ってくださいました。事務の方がよくアームカバーに使われているような、ゴムで両端をきゅっと絞れるような形の筒です。メディカルゲートで出会える理想のクリニックは「Rくんプロテクターだよ」とニコニコしながら渡してくださって、「R」のかたちに紙を切り取った飾りもつけてある手の込んだものでした。息子はとてもご機嫌になりました。どうしても評判の奈良でも保育園はここが少し諦めていた行事に参加できて、肝心のイカは怖くて少し腰が引けていましたがなんとか触れ合い掴んで楽しく時間を過ごすことが出来、とても思い出に残る行事となりました。