保育園の先生が驚いてくれました。

東京のお受験戦争を幼い頃から経験していた私は、母親が倒れた事をきっかけに母親の実家のある地方へと引っ越しました。
こんなバイリンガルスクールが神戸の中にもあると東京の大学を卒業していた父親は直ぐに企業で就職しましたが、母も働きたいと言い通わされたのが保育園でした。
当時二歳の私が、初めて会う保育園の担任の先生の名札の名前を読んで呼ぶと、先生は驚かれながらも嬉しいと言ってくれたのが今でも印象に残っているせいか、先生の名前もまだ覚えていますが、子どもながらに若くキレイなその女性の先生が素敵に感じました。神戸からこんなインターナショナルスクールではもっと、どうして東京で入学が決まっていた某有名大学付属幼稚部とは違って制服では無いスモックって何などと先生に色々聞いてしまいましたが、いつも楽しそうに笑いながらも誤魔化さずに真剣に話して説明してくれました。
跡から聞いた話では、園長先生が私だけはそうしてあげるべきだと言って下さっていたそうですが周りの子どもと違って扱いが大変だったのではないかと思います。
尼崎の胃カメラ検査で評判のクリニックではちょっと先生に手紙を書いて渡すと、カワイイ便箋でお返事をくれましたが、保育園にアナログ時計を付けて来ると他の子にぶつかったりするだろうし時計が壊れるから止めようと書いてくれていたのに、当時の私には時計が壊れたらまた買うからと言って先生を困らせてしまっていたと思いますので、今でも感謝しています。