男性の幼稚園の先生が正義だった

私は、いじわるな幼稚園児でした。
いつも、友達の幼稚園児にちょっかいをかけて、からかっていました。
今思うと、この神戸でインターナショナルスクールとなるとには酷い幼稚園児だったなと思っています。
それにしても、幼稚園の先生は優しかったです。
私に対して、いつも、「駄目だぞ、そういうことをしたら」と優しく、叱ってくれました。
私の幼稚園の先生は男性だったのです。
珍しかったと思います。
その男性の幼稚園の先生は、私のことを「あいつも悪気がないんだ、許してやってくれ」といじわるをされた幼稚園児に語っていました。
幼稚園児だった私たちと対等に接してくれたのが、良かったのだと思います。
最近、その幼稚園の先生が退職されたみたいで、少しさみしく感じたものでした。
子供は大人に、子供扱いされるのがとても嫌です。
子供はすぐにそのことに気づくのです。
そう考えると、男性の幼稚園の先生は私たちに必要な幼稚園の先生だったと思います。
今、私も大人になって思います。
あの時に正義を教えてもらえなければ、間違った道に行ったかもしれません。
事実、私は小学校では、いじわるなことをしなくなっていました。
子供の時の教育は本当に大切なんだと改めて思います。
私も幼稚園の先生ではありませんが、子供を子供扱いせずに子供たちと接したいと思いました。