気さくに子どもをハグしてくれる保育園の先生

私の子どもが通う保育園は、特に特徴的なものもないけれど、安定的なごくごく普通の保育園です。
子どもを奈良の保育園に口コミで入れるには通っている子達は、朝は多世代がまざって保育をうけています。ゼロ歳の赤ちゃんがいれば、来年卒園のお兄さん&お姉さんも。
子供たちがたくさんいるなかで、先生は数名です。子供たちからすると、誰が先生の膝にのれるか、人気の奈良でも大和高田で保育園が一緒に遊んでもらえるか、ちょっとしたバトルがあることも。
そんななか、うちの子どもは登園します。少し気持ちをためやすい性格で、嫌なことを嫌と言えない子です。いつものように登園すると、こどもたちの間に入るのがためらっていました。「行きたくない、でも行かなきゃいけない、でもやっぱり行きたくない…」そんな心境なのでしょうか。
そんなとき、いつもそっと近くに来てくれる先生がいます。先生が「○○ちゃん、ぎゅーしよ」と言うと、子どもはとことこと寄っていき、先生にハグをします。先生が「本当はお母さんと一緒にいたいよね。でも、頑張ってきたんだよね。」というと、子どもはポロポロ泣きながらうんうんと頷いていました。「○○ちゃん頑張るために、お母さんにお願いしたいことあるかな?」と先生が言うと、「…お母さんともぎゅーする」と。
子どもも無理しているのを承知で、感情を言葉にすることを助けてくれます。他の先生は、さっと子どもを見えないところに連れていくのですが、この先生はきちんとお別れをさせてくれます。色んな方針があるとは思いますが、うちの子どもに必要なことを個別的に考えてしてくださる姿に、いつもうるっときています。

思い出すとほのぼする園長先生の思い出

4歳の夏休み、引っ越しをしたので幼稚園を変わりました。ちょっと不安もありながら新しい幼稚園を見学に行った日のこと、人気の保育園を奈良の大和高田でも夏休み中だったので園の広場には誰もいませんでした。暖かい日差しと優しそうな園長先生に迎えられて、幼心に「ここなら大丈夫そう」と安心したのを思い出します。それから2年、その幼稚園に通いました。最初の印象通り、ほのぼした幼稚園で楽しい思い出がいっぱいです。人気の奈良でも、この保育園は園庭で外遊びをしている時、園長先生はいつも園長室にいて、困ったことがあったらいつでも駆け込めるという安心感がありました。子供にとって、信頼できる大人がそばにいてくれるという感覚はとっても大事ですね。そして、卒園式の日のことです。定番の「一年生になったら」や「いつのことだか思い出してごらん」を歌いながらも、まだ幼かった私はただただ春休みが楽しみでのんきに笑っていました。帰りがけに園の広場を通り過ぎようとした時、私にとっては思いがけなく、一人の大人が私を抱きしめてくれました。園長先生でした。私の名前を呼びながら、園長先生は涙ぐんでいました。それを見て私も「あぁ、もう幼稚園には来ないんだ。この人ともお別れなんだ」と急に実感したのでした。思えば、2年の間、先生は自分のことを見守ってくれていたんだな、と思います。たまに思い出してはほっこりする幼稚園の思い出です。